実践!障害(障がい)やハンディをお持ちの方の婚活・結婚の法則

障害(障がい)、ハンディがあっても結婚したい!結婚できる!? 自身もうつ病歴があり、婚活で見事結婚した結婚相談所スタッフがその方策を語ります!

良くある婚活心理術テクニック~お金の支払い方編

婚活において最初のハードルとでもいうべきものがお金の支払いです。ここに人間性が出ることになり、それまで話が盛り上がっていたとしても一気に興ざめしてしまう、あるいは印象が悪くなってしまうことがあります。お金のことを色々と述べるのはあまり感心しないという人もいるかもしれませんが、人の心とお金は密接に結びついています。

単に自分の懐具合がどうこう、だけではなく相手に与える印象がその金額以上に作用してしまうのは人間の「性」(さが)なのでしょうか?ここでは、婚活において「こうしたい場合はこう支払いする」というポイントを解説していきます。

 

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支払い時にあれこれやり取りが発生すると大幅減点になります

 

IBJのお見合いは男性が費用負担

 

私が仲人をしているIBJの場合、初回のお見合いは、男性が女性の飲み物代を負担することになています。

 

それは、まさにここでこれから書いていく支払いに関するあれこれから生じるデメリットを減らすため、ともかく男性に支払ってもらうことで、マイナス点をなくしているからです。

男性の方はやや出費になりますが、ご負担ください。また、オンラインお見合いの場合は当然、お店に行かないので飲み物の負担はありません。

 

婚活における支払い

婚活の場面、特に交際初期の支払いについてここでは解説していきます。真剣交際(彼氏彼女関係になり付き合うこと)になれば、2人の間でよく話し合えば問題ありません。婚活の時に注意していただきたいのがその前の段階(初回、あるいは並行交際時)です。

恋人でもない人と結婚を意識して会っているという独特な状態は、相手の神経も非常にナーバスになっています。ここで失点することなく本交際につなげていくのが重要です。いくつかのケースに当てはめて考えていきます。

 

お付き合いを続けたい場合

1)男性の行動

基本的に自分が払う方向で動いていきます。しかし、一番避けなければならないのは会計付近で
男「自分が払います」
女「いや私も少しは支払います」
男「いいから」
というようなやり取りになってしまうことです。この状態だけは避けなければいけません。会計はスムーズに行うことが大切です。そのため具体的にはこうしてください。

 

・注文票を何気なく自分の手元に引き寄せておく

・女性がお手洗いなどで席を立った時に会計を済ませておく

・帰るときはレジに止まらずに外へ「会計は済ませておいたから」

こうすることで、女性は男性がスマートにお金の支払いができ、気配りができる人だと好印象を持つことになります。

 

2)女性の行動

好意があるのなら、男性に奢られるのも1つの方法です。ただし注意していただきたいのは、最初から「女性は奢られて当然」という態度を取らないことです。こうしてしまうと、「この女性は男をATMとしてしか思っていないのか」とマイナス印象を与えてしまいます。具体的にはこうしてください。

・会計では(男性の支払いがまだならば)「自分の分を払います」と言って支払う仕草を見せる

・男性のアクションを待つ

・男「私が全て支払います」→素直に従う「ごちそうになります」
・男「では少しだけいただきます」→その額を支払う
・男「各自払いましょう」→各自払いますがこの場合は脈がありません。男性がNGのサインを出しています(金銭感覚を試している人も多少いるかも)。

控えめに、でも自分も支払いますよというポーズをとることがこの場合大切になります。

お付き合いを断りたい場合

実際に会って「この人はダメだ」と思った場合、お断りの連絡を入れるよりも、会計時に何となく「脈がないですよ」と示す方法があります。これだと角が立たず、心理的なダメージも少ないです。

1)男性の場合

嫌な相手におごりたくないという思いも強いと思います。「男らしく自分がおごって、そして付き合わない」という方法もありますが、相手が「気があるのかな?」と勘違いすることもあります。婚活はリアルでは会うことがない人同士ですので、ここはドライに行って構いません。

婚活はお金がかかります。無理やり出費することは決して自分への投資にはならないので注意してください。具体的にはこうしましょう・

・注文票はそのまま(引き寄せない)
・会計を先に済ませない
・会計時には「自分の分は自分で支払いましょう」と言う

こうすることで、さすがに「なんでおごってくれないんですか?」という女性はいないでしょうから、暗黙の内に自分はあなたに気がないという意思を示すことができます。

 

2)女性の場合

嫌いな男性におごらせて振ってやる、という意地悪な考えもありますが、「俺がおごったんじゃないか!」と逆切れされる可能性もあります。ここは、角を立てないように男性側に負担させないことで「あなたの下には入りません」という意思を示しましょう。具体的にはこうします。

・会計時には「自分の分は自分で支払います」という
・「おごります」と言われても「結構です」と断る

これで相手に対して好意がないことを示すことができます。これで気付かない男性は余程鈍感な人ですので、どの道お付き合いしても良いことはないと思われます。

なお、逆に「自分が全部(男性の分も)払います」という方法はどうでしょうか。この場合は、一周回って「ものすごく好意があるから絶対手放したくない」という印象を与えてしまいかねませんのでやめておきましょう。嫌な男性の分まで払いたくはないですよね。

 

心理的マイナスポイントを防ぐための支払い方の重要性

このようにすることで会計時の余計なマイナスポイントを防ぐことができます。お金を払う、払われるときの心理というものは意外と相手の人全体の評価にもつながることであり、少なくとも好印象を持っているのであれば、この段階で失点につながらないように注意する必要があります。

ちょっとしたことですが、婚活男女の場合その辺りの機微が良く分からない人もいます。マニュアルっぽくなってしまいますが、最初はこのようにしてスムーズで角が立たない流れを意識してみましょう。

なお、結婚相談所の中には「とにかく初回は男性が全ておごりなさい」と指導しているところもあるようです。婚活している男性にはなかなか上手なやり取りができる人が少なく、会計が重要な要素であるから失点しないように、ということを伝える意味もあるのだと思います。

こうした「何となく相手に察してもらう」技術は、婚活が進んだ場面でも応用できますので、まずは入門編としてこのやり方を実践してみましょう。

 

お見合いの場合は別です

最後に、いわゆる「お見合い」(結婚相談所ではなく家と家)の場合の支払いについて述べたいと思います。上で書いたのは結婚相談所やネット婚活によって知り合い会う場合の支払い方ですが、昔ながらの家と家とのお見合いはそうではないので注意してください。

[確認すべきこと]
・支払いの取り決めを仲介人に聞いておく
・支払い方は仲介人の指示に従う(折半だったら折半、男性側が全て支払うということもあり)
・支払い方によってお見合いの結果は左右されない

お見合いの場合、仲介人が決めたルールから外れることが一番よくありません。例えお互いに好印象であっても「初回は折半しなさい」と言われているのであればそうしてください。お見合いは双方が仲介人に交際の意思を連絡、双方がOKだったら交際開始になります。勝手にその場で判断しないように。

逆に「この人はダメだ」と思っても仲介人が「男性が全て出しなさい」と言われているのであればそうしてください。九州などでは男性が全て支払うという傾向が多いようです。この状態でも仲介人の指示に従わないと(例えば女性にも払わせる)、仲介人の面子をつぶすことになり以降のお見合いのセッティングをしてくれなくなる可能性があります。

婚活心理術は当事者間のものだけではなく、場合によってはそれにかかわる人にも影響してくることを知っておいてください。難しく考えず、まずは本番の会話を楽しむことが何よりも大切、そのため支払いという要素の負担を減らしていきましょう。

婚活における同性は敵ではない!むしろ味方にするのが重要な理由!

こんにちは、マツケンです。婚活を行う上で同性は異性を攻略するうえでライバルであり敵、したがって、彼らよりも自分が有利にならないといけない!と考える人も多いかもしれません。しかし、必ずしもそうではないという考え方もあります。むしろ、同性の「婚活仲間」を作っておくことで様々な情報が手に入り、結婚へ近づくこともできます。

なぜそうなるのか、ここで解説していきたいと思います。これは必見です!

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婚活に「友人」「戦友」というのは意外とありかもしれません

婚活の場における同性と会う可能性はある?

そもそも、お見合いや結婚相談所の紹介などでは、同性と顔を合わせることはありません。異性の紹介だけが行われますので、同性の人で同じように婚活している人がどこの誰なのか知るすべがありません。

IBJシステムでも同性は検索できません。条件検索で出るのは異性のみです。

ところが「婚活パーティ」や「婚活セミナー」などでは同性とも顔を合わせることがあります(IBJではない他社主催のパーティー含む)。その場合、一義的には彼ら、彼女らはライバルであり、比較して優位に立ち、異性とカップリングする必要があります。

大前提として、こうした場で自分がカップリングして異性と後日の1対1のお見合いや連絡先交換を優先させることは言うまでもありません。しかし、なかなか全ての参加者がカップリングできないのも事実です。せっかく高いお金を払って時間を割いて参加したのに、戦果ゼロではむなしいです。

そこで、そうした時に同性と「反省会」「2次会」を提案してみましょう。

 

同性と話すことの重要性

IBJの婚活パーティーの場合、結果は後日(早くてその日の夜)に知らされることになり、その場でカップリングは判明しません。しかし、その場でカップルが判明する他社の婚活パーティーもあります。

そこでうまくいかなかった人達はそのまま帰ることになりますが、ここで勇気を出して「反省会しませんか」と同性だけの2次会を提案してみましょう。これが本当に効果的なんです。

婚活の場で同性と会話することはあまりありません。パーティに通っている、結婚相談所に入って活動しているということは、友人や会社の人であってもなかなか話せない場合が多いと思います。

でも、この場で声をかけた同性は、みんな婚活をしている仲間であります。普段話せないような婚活の愚痴や結婚相談所のシステム、過去の婚活体験など話したい人も多いはずです。

婚活の主催者のほうで同性の情報を公開することはありませんが、同性同士で集まり連絡先を交換したり情報交換したりすることを禁じているわけではありません。ここを上手に活用します。

同性と反省会をして交流を深めることで、以下のようなことを聞くことができます。

・婚活の方法
・過去にあったトラブル
・どこまで進んだことがあるのか
・どの段階で何をすれば良いのか


など。これは、婚活という価値観を共有している人にしか話せませんし、理解もしてもらえないことです。でも、体験者だからこそわかることもあります。

訳が分からない中で婚活をしていっても、成功事例も失敗事例もわからないのですから、時間とお金を浪費してしまうだけです。

でも、同性同士であれば同じ婚活を行っている「戦友」として色々なことを共有し、力になってくれるはずです。

そもそも、その場で会った同性が同じ異性を好きになりアプローチをかけるという可能性は非常に低く、利害関係はほとんど絡まないと言って良いでしょう(2次会になった段階でそのパーティではみんなダメだったわけですし)。

それぞれ好みの異性のタイプも違います。ですから、競合しないのです。競合せず、お互いに婚活仲間になれば色々な面で支え合うことができます。

 

同性の友人がもたらす恩恵

それぞれ婚活のスタイルは異なります。パーティに行きまくっている人もいるかもしれませんし、結婚相談所を中心に活動している人もあるかもしれません。違う婚活をしている中では、それぞれのメリット、デメリットがあり当事者から聞く機会はほとんどありません。そうしたことを臆せず聞くことができるのが同性の婚活仲間の強みです。

例えば、以下のような例があります。

 

結婚相談所でも活動方法を知らなかった

これは私がうつ病になる前、20代に某社(not IBJ)で婚活していた時のお話しです。

2次会で話したAさん(男性)は、結婚相談所を中心に婚活していましたが、入会してから1年間誰一人として異性と会うことができていませんでした。確かに、すごくかっこいいかというとそうでもないのですが、全ての女性から断られるとは思いません。

ではなぜ1人とも会うことができなかったのか。通常、結婚相談所では「女性→男性」よりも「男性→女性」の申し込み数のほうが圧倒的に多いです。

ところがこの男性は、自分から申し込むことを一切せず、女性から申し込まれるのを待っていたそうです。あまりモテそうな外見をしているわけではないので、女性からの申し込みはなく1年間無駄にお金だけを払い続けていたとのことです。

こういうことは結婚相談所の人(IBJではない他社)は教えてくれなかったようで、2次会で同性と婚活状況を話し合った中で「これはおかしい」と指摘されて気づきました。その中では、上手な申し込み方などもアドバイスしてもらえたそうです。

 

同性の婚活仲間と開いた合コンで結婚相手をゲット!

もう1つ、婚活仲間の同性と親しくなっていくうちに、プライベートでも仲良くなりました。Cさんはプライベートでは出会いがなくパーティに行くもうまくいかず悩んでいたのですが、同性のDさんと2次会で知り合い仲良くなったことで、その環境にいついて同情されました。

ある時Dさんが合コンに呼ばれたのですが、急に人数が合わす、困ってCさんを呼びました。結果として、Cさんのほうがここで後に結婚相手となる人と知り合い、交際へと発展しました。

婚活の場で知り合った人と、別の婚活に参加してはいけないという決まりはありませんので、非常に横のつながりが生きたパターンになります。

 

<婚活で同性の友人を見つけることのメリット まとめ>

  • 婚活していることを隠すことなく本音を打ち明けられる
  • 自分が知らない婚活の方法について知ることができる
  • 婚活の進め方が間違っている場合指摘してもらえる
  • 別の出会いの機会を提供してくれることがある
  • 同じ人を好きになることはまずないのでライバルには結局ならない

同性と仲良くなることは悪いことはなさそうですがいかがでしょうか?

 

ただし婚活、相手のほうが成婚することもあり

愚痴を言い合える中になることは良いことですが、皆婚活をしている身です。中にはいち早く相手を見つけて結婚というゴールに到達する人も出てくるでしょうし、そうあるべきです。仲良しサークルではないからです。

その場合「なんであいつなんかが結婚できるんだ!」と嫉妬せず、素直にお祝いしてあげましょう。その仲間は結婚すれば心に余裕ができるはずなので、本当に仲良くなっているのであればこれまで以上に、あなたの結婚に対して協力してくれるはずです。

そこまでの関係を構築できるのか、あなたのスキルが対異性と同様に問われることになりますし、そうしたことに嫉妬するのが嫌なのであれば深入りせず、情報交換だけにとどめるというのも1つだと思います。

婚活は「結婚できた人」が勝者です。持てるツテは全部活用して、色々な関係を作っていくのも結婚へのカギとなります。意外な方法ですが、こうした同性と仲良くなるのもOKだということがお分かりいただけたのではと思います。

 

結婚相談NPOの「婚活者交流SNS ゆいむす(β)」で同性とも交流可能!

 

結婚相談NPOでは「婚活者交流SNS ゆいむす(β)」というSNSを開設し、婚活当事者が交流できるシステムを作っています。

 

bridal-npo.org

 

「婚活者交流SNS ゆいむす(β)」への参加は、無料の「結と結会員」にご登録いただく必要があります。これはIBJの会員になるのとは関係なく、「結と結会員」のみに登録することもできます。

 

もちろん、結婚相談NPOでIBJ会員として活動している方も参加大歓迎です。婚活当事者同士の交流というのは意外と難しく、情報や悩みを共有することで救われる面が大きいです。今までご自身が知らなかった気付きもそこにはあるかもしれず、ぜひとも積極的に活用していただければと思います。

 

 

bridal-npo.org

 

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