こんにちは、マツケンです。
昨年の流行語大賞の候補に『宗教2世』が選ばれました。実は一昨年から、ブライダルサポーターでは「宗教2世婚活」をスタートさせています。
まさかここまでのホットトピックスになるとは当社も考えていませんでしたが、新興宗教の親御さんの下に育ち、恋愛や結婚について悩まれている当事者の方が非常に多いことを知りました。
そういう方向けの婚活については、ぜひブライダルサポーターの「特定テーマプラン(新興宗教2世の婚活)」までお問い合わせいただければと存じます。
今回は、逆に新興宗教の方は難しい、「一般的な宗教観」の人と出会いたい人はデートスポットとして寺社やお寺をおすすめする理由を解説します。
神社やお寺にデートすることのメリット・加点要素
神社やお寺にデートすることで得られるメリットを紹介します。
新興宗教の「ガチ信者」避け
上述の「新興宗教2世」の方は非常に悩みを抱えています。そうした方は、親の宗教から抜けたい、活動したくないという葛藤を持っていますが、ガチ信者はそういうことはありません。
「鳥居をくぐれない」レベルのガチ信者ならば、神社やお寺のデートを嫌がるはずです。
信教の自由は大切ですが、婚活が進んだ段階で宗教でトラブルになり破談になるとお互いが不幸です。初期の段階で「新興宗教避け」を自然な形でできます。
常識的な格好で来るかスクリーニングできる
神社やお寺に行くわけですから、参加する段階でしっかりとした服装をするはずです。TPOをわきまえた格好をしてこない非常識な人をやはりスクリーニングできます。
まさかドレスを着て祈祷をする人はいないでしょう。あまりラフぎる恰好は結婚後のある程度フォーマルな場面での姿も想像できてしまいます。
ご利益がある(?)
神社やお寺に行って実際に厄除けやお祓いを受けるわけですから、その時点でご利益があるはずです。
良縁祈願の祈祷を受けて、二人で御札をもらう。まさに結婚に特化して、かつ自然な形で二人の中を近づけられるデートプランになります。
ここだけの貴重な機会、プレミアム感
通常のお参りだけではなく、祈祷、厄除けのように一段高いところ(神殿やお堂)に行ってみるとプレミアム感が増します。
婚活デートと言う「言い訳」ができれば、相手もこの話に乗るはずです。このデートがダメでも、プレミアムな経験ができるわけで、相手も「元をとれる」と思うはずです。
一人では躊躇しても二人ならやってみたいということもあるでしょう。
マツケンのRe:婚活は「寺社コン」からスタート
マツケンは20後半に婚活し、その後うつ病になり何もできなくなりました。退職して復活した時の婚活スタートが寺社を訪問する婚活「寺社コン」でした。まず結婚相談所や婚活アプリではなく、リハビリを兼ねてイベントに参加したかったのです。
神社イベントの概要
寺社コンでは神社へ行きました。参加者が男女半々で20名超。非常にバランスがいいです。女性に人気があり、定員に早く達したのは女性のほうでした。
良縁祈願のお祓いを殿上で受けます。事前に名前を伝えているので神主さんが自分の名前も読んでくれます。これはありがたいです。
その後、参加者一人ひとりが「お札」と「絵馬」をいただきます。私の場合結婚できたので「良縁祈願」は成就したのです!
お札や絵馬について神主さんのご高話を拝聴します(なぜ桃が絵馬に描かれているのかなど)。最後にまた殿上に行き「大祓詞」という祝詞を全員で唱和します。このくらいになると皆さんと打ち解けてきます。全部で2時間30分くらいになります。
ちなみに御朱印をイベント前に預ければ押してもらえます。神社には「縁むすびの木」があり触るとご利益があるそうです(触りまくりました)。
懇親会
その後場所を変え懇親会になります。レストランのパーティルームでビュッフェ形式でした。料理もかなりおいしいです。
当然、この場ではパーティスキルが必要になります。男性は女性のお酒を持って来たり、積極的に異性と話したりすることが重要です。
ただ、いきなりパーティで話をするわけではなく、前半の神社イベントである程度打ち解けているため誰とでも話しやすかったです。パーティを苦手とする筆者ですが、この日は結構頑張れたと思います。
ちなみに寺社コンですので、パーティ会場で般若心経を一字だけみんなで写経する、なんてことも行われました。
パーティ終了間際には連絡先交換タイムがあり、意中の人と交換をします。「パーティ名刺」などはないので、積極的に声をかけて行きましょう。
参加費ですが神社+懇親会トータルで10000円。でも、神社での経験は1人では絶対できないのでこれだけでも価値ありで、大満足でした。
まとめ
結果に結びつくことはありませんでしたが、神社の境内に上がりお札をもらい、祈祷してもらうというのは1人ではできません。このような集団婚活でも、あるいは婚活デートでも複数名なら敷居が下がります。
「普段できないことが婚活でできた」という付加価値をデートに与えれば、「もう1回この人とデートしてもいいかな」と加点できるかもしれません。婚活は減点を避けるのが大切ですが、こういう体験は貴重な加点ポイントになります。