「婚活」というと、豪華なホテルでおいしい食事をしながら立食で行う婚活パーティー想像をされる方もいらっしゃるかと思います。
確かにそのよう雰囲気で婚活すれば盛り上がり気持ちも上がっていきます。
しかし、マツケン的には料理はマイナス要素でしかありません。料理が出ることによって、パーティーでカップリングする確率が大きく下がってしまうことがあります。少なくとも私は全くダメでした。それはなぜなのでしょうか?
婚活やお見合いの初回に料理を食べながら行うデメリット、リスクについて考えたいと思います。
婚活パーティーではモテない感じの人が苦戦する
婚活(お見合いやパーティー)にはどのような人が行うのでしょうか? 言うまでもなく「恋人がいない独身男女」ということになります。
恋人がいない独身男女はさらに「モテない感じの独身男女(いない歴=年齢など)」と「今たまたま恋人がいない独身男女」に分けられます。
婚活、特に立食パーティー形式のものなどは、条件面(年収、学歴、職業・・・)よりもその場のコミュニケーション能力が重視されます。プロフィールカードなどを交換して話しますが、じっくり見ている時間はないでしょう。
そうすると、実際にカップリングまでの難易度を考えると
「今たまたま恋人がいない独身男女」>>>>>「モテない感じの独身男女」になります。
条件面では「モテない感じの独身男女」(特に男性)のほうが高い場合も、パーティー形式では弱肉強食となり「今たまたま恋人がいない独身男女」には太刀打ちできません。
もっというと、婚活パーティーは身分証明書の確認しか行わないので(独身証明書の提出を求めるパーティーは本当に稀)、
「今たまたま恋人がいない独身男女」、「モテない感じの独身男女」に加えて「恋人がいる独身男女(遊び目的)」「既婚者」が紛れ込む可能性があります。
料理が出ることで発生するデメリット
以上の婚活(パーティー)一般論を知っていただいたうえで、これに料理が加わるとどうなるか。
簡潔に言うと「モテない感じの独身男女」、特にモテない男性の難易度が段違いに上がります。
恋愛経験が少ない男性と料理、食事の相性は最悪です。
料理が出るということは、異性と「話す」という要素の加えて以下のことをチェックされます。
食べ方
食事のマナーも合わせて見られてしまいます。箸の使い方、ナイフとフォークの使い方、お皿の置き方・・・、立食であってもの持ち方などはチェックされます。
もちろん、座って食事するなら、マナー選考のようになってしまいます。ちょっとダメなところがあるとすぐに大幅減点です。
料理の取り分け
これが非常に大きいのですが、特にモテない男性にとっては「料理を取り分けて女性に渡す」という行動自体ができませんし、何をやったら良いのかわかりません。
着席ならばまだいいのですが、おそらく立食、ビュッフェ形式、だとすると男性が積極的に動いて女性の分も持ってこないといけません。
・「○○さんの分も持ってきますよ!」→この時点から婚活は始まっています。率先して動かないとライバルに美味しいところをとられてしまいます。
・自分のものしか持ってこない→論外 「あ、そういう人なんだ、ふっ(嘲笑)」と思われて終了です。
・お皿へも盛り方が多い汚い→「お行儀が悪い人だ」
・持ってくるまでの時間が遅い→他のリア充に取られて終了。会話に入れないでしょう。
何かもうマイナスポイントしかないですよね。
食べている時間がない
結論から言うと料理を食べていては話せないので、最初の1皿以降は話すことに注力すべきなのですが、相手が食べているのを遮ってひたすら話しかけるのもNGでしょう。
単に話すだけで良いパーティーと比較して考えなければならないポイントが多すぎます。
結局、コミュニケーション能力に不安があるモテない人にとっては、料理は地雷でしかありません。またそうではない人にとっても、料理でポイントを稼ぐことはできず、いかに失点を防ぐか考えながら行う必要があり、いいことはありません。
料理が出る分、参加費は通常のパーティーよりも高く、食事代分のリターンはないといってもいいでしょう。そこで料理が出ないパーティーのほうがいいメリットを挙げていきたいと思います。
料理が出ない婚活のメリットは?
料理が出ない、食事をしない婚活のメリットは以下になります。
話すことに集中できる
料理というマイナスポイントになりやすい要素がないので、相手との話に集中できます。食事マナーを見られることもありませんから、まず相手がどういう価値観なのか、自分と合うかどうかをしっかりと確認できます。
食べ物が口に入ると話し方も汚くなってしまいます。口に入れたまま話すのはお行儀が悪いですし、お皿をひっくり返したら目も当てられません。そうしたリスクを完全に排除してお話できるのはメリットが大きいと思います。
費用が安い
料理がない分参加費や会計は安いものになります。料理代として払う分を別のパーティー参加費や、カップリングした人のデート代に充てることができます。
その場では料理を楽しむ余裕も必然性もないのですから(出会い目的で美味しいものが食べたいわけではないですよね)、高いお金を払う必然性がありません。
恋愛経験の差があまり表に出ない
上でも書きましたが、料理をサーブする場面で経験の差が如実に出ます。これはその場で頑張ろうと思ってもおそらく無理です。こちらがあえてリア充にポイントを稼がせるチャンスを与えることは全く意味がないですね。
着席して注文する場合も同様です。「何を食べますか?」で駆け引きをするのは無意味です。ちゃっちゃと飲み物だけ頼めばそういう心配はいりません。
高いお金を払って嫌な思いをする必要は全くありません。料理ない婚活であればそうした経験の差を少なくすることができます。このことは男性だけではなく女性にも当てはまります。
このように「料理があるからこそいい!」という理由はあまり見つからず、逆に「ないほうがいい!」という理由ばかりです。無理をして料理付きの高いパーティーに出る理由はなさそうですがいかがでしょうか?
IBJのお見合いはお茶のみでリスクを軽減
IBJの婚活のファーストステップである「お見合い」は基本的に飲み物のみでお話をします。会場によってはアフタヌーンティーやケーキセットを頼まないといけないところもありますが、そうでない場合は食べ物NGで飲み物のみというのが基本です。
食事を一緒にとることによるマイナス点を避けることができます(ケーキセット必須の場合はケーキを食べてもいいですが)。
緊張しているお見合いの中で、食事をするといろいろと粗が出てしまい、それが減点につながります。お見合い時は致命的なマイナス点を避け、「もう1回会ってもいい」と思わせるのが大切なので、食事でいいところを見せる必要がないわけです。
ひょっとして食事に誘われることも・・!?
近くの人とお見合いをした場合はあまり考えられませんが、超遠方の人とお見合いをした場合、頻繁に会えないので、初回であっても「食事でもどうですか?」と誘われるかもしれません。
絶対に拒否しろとは言いませんので、ケースバイケースです。もし、ご自身のコミュニケーション面に不安がなく、かつ料理をサーブするというステップがなければ、受けてもいいと思います。ただ、思い出作りの面もあり、積極的な加点要素にはならないでしょう。
私も20代のころ、遠方の方とお見合いをしたことがあり、その時は一緒に食事をさせていただきました。その人たちとは縁がありませんでしたが、なんとなく記憶に残っています。思い出作りという面では効果があるのかもしれませんが、やはり「料理を取り分ける」「箸や食器、食べ方のマナー」は減点要素にしかならないと思われます。
そういう心配がないのがIBJのお見合いです。まず減点を避けて、「次会ってもいい」と思われるのが大切です。
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